夏の花火
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 外では五月蠅いくらい蝉が鳴いているが、そんな音が気にならないくらい俺は目の前の参考書に集中していた。その集中を切ったのは、机の上に置いてあったスマホのバイブだった。
『今晩花火しない?』
 突然来た彼女からのメッセージに俺は驚いた。
 高校一年生の夏に付き合い始めてから丸二年が経つが、いつも俺からメッセージを送っていた。そのメッセージに友梨佳はかなり時間が空いてから、よくわからないスタンプで返信してくるばかりで、友梨佳からのメッセージなんて全く記憶にない。
 今は夏休みだが二人とも受験生であるため、最近は俺からも連絡する頻度が減っていた。最後に会ったのは一週間前に図書館で一緒に勉強した時だっただろうか。
『突然どうした? 今晩なら暇だけど、何かあった?』
『べんきょうあきた』
 どうやら相当追い込まれているようだ。俺と友梨佳が受験する大学は別々だ。俺は情報系の大学、友梨佳は国際学科がある大学への進学を目指している。友梨佳の方が俺より成績は良いが、模試の合格判定は俺の方が良かった。
 二つの大学とも、隣の同じ県にあるため、大学進学後は遠距離になるという程でもない。だからこそ、大学では二人でいっぱい遊ぶために、俺は自室で歯を食いしばりながら机に向かっていたのだが、どうやら友梨佳の方は限界がきているようだった。
『じゃあ公園で七時でいい?』
『準備よろしく』というコメントと共に友梨佳はふんどしをした犬のキャラクターが餅つきをしているスタンプを送ってきた。
 普通、誘った方が準備をしたり段取りをしたりするものだと思うが、彼女のそういう所にはもう慣れてしまって、ツッコむ気力すら起きなかった。

「拓也〜おつかれ〜」
 呑気な声で友梨佳は手を振りながらやってきた。
「もう一〇分くらい遅れてるんだけど」
「ごめん、ごめん」
「いつものことだけどさ、それは直した方がいいよ」
「考えておく」
 そういって、少し首を傾げながらいじわるそうに友梨佳は笑った。髪を後ろでひとつに纏めており、尻尾みたいに少し揺れる。
 友梨佳は白の生地に鮮やかな青い花が描かれている浴衣を着てきており、いつもよりも大人っぽい雰囲気に見えた。
「まあ、浴衣を着てきて一〇分遅れ程度なら、いつもよりはだいぶ早いか」
「そうでしょ、そうでしょ。どうよ、これ」
 そう言って、両袖を持ちながらくるりと一回転する。
「まあ、すごく似合ってると思うよ」
 思わず顔を背けながら言う。
「ふふっ、でしょ。 結構アリでしょ。拓也も浴衣着て来ればよかったのに」
「ただ公園で花火するだけで、そこまで気合入れてやるとは思わないって。それならそうと言ってくれ。浴衣持ってないから、どの道無理だったけど」
 俺はTシャツ、ハーフパンツという格好だったため、友梨佳とセットで見ると非常にアンバランスだった。
「まあ、さっさと花火始めようぜ」
 そう言って俺は買ってきた花火を袋から出す。花火はここに来る前にコンビニで二百本入りのものを買ってきた。
 公園は俺の家と友梨佳の家の丁度真ん中くらいの場所にあり、お互い歩いて一〇分程度しかかからない。そのため、花火以外の必要な道具は家から持ってくる事ができた。バケツには友梨佳が遅刻している間に水を入れてある。この公園では花火は禁止されておらず、持ってきたものをしっかりと片付け、常識的な時間に終われば特に怒られることもない。
 いつもなら夏のこの時間帯は、何組か花火をしているグループが見られるが、今日はたまたま俺たちしかいなかった。
「やっぱり拓也は準備が良くて頼りになるなあ」
「褒めるくらいなら、ちょっとは何かしてくれよ」
 俺はろうそくに火をつけながら、ため息交じりに言う。
「いつも、ありがとね」

 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまう。あんなに沢山あった花火も線香花火だけとなってしまった。
 俺は無言で線香花火に火をつける。右手でしっかりと花火が揺れないように持ち、左手はできるだけ風を避けるため、熱くならない程度の場所で花火を覆うようにする。
「ねえ」
 息もできるだけ殺し、自分の身体が揺れないように最新の注意を払う。
「ねえ、ねえ」
 線香花火の火玉がどんどん育っていく。ジュクジュクと音を立てながら、弾けるように辺りに火花を散らしていく。
「もう、拓也!」
 次の瞬間、火玉が呆気なく地面へ落ちていった。
「何だよ。線香花火中は集中が途切れると落ちちゃうんだから、話しかけんなよ」
「ほんと、真剣だね」
 俺は次の線香花火に火をつける。
「ねえ、拓也」
 線香花火はどれだけ続くかが大切ではあるが、火玉が燃えている時の音や、弾けた方の変化を楽しむことも大切な魅力である。
 また火玉がどんどんと弾けながら育っていく。弾ける火花は一瞬一瞬姿を変え、まるで連続していないパラパラ漫画を見ているようである。
「この花火が終わったら、私達、別れようよ」
友梨佳の言葉に思わず手が震え、線香花火の火玉がぽとりと地面に落ちていった。
「突然何を言ってるんだ?」
 また俺をからかう為の冗談かと思い、友梨佳の顔を見る。その目は少し潤んでおり、彼女の線香花火の火花が鮮やかに反射している。
 彼女の花火はどんどん勢いを増し、松葉のように次々と火花を散らしていく。
 やがて火花は弱くなり、火花が一本一本線を引くように流れていき、最後にはゆっくりと消えていった。
「私、きっと将来は海外を飛び回る仕事をすることになる。一緒にいることなんて、きっと出来ないだろうし。だったら、今ここで別れちゃった方がいいじゃない」
 その声はとても凛とした透き通った声で、冗談を言っているようには聞こえなかった。
「いきなりそんなこと言うなって。もうちょっと冷静に考えようぜ。きっと今は疲れているだけだって」
「私も私なりに結構考えたんだよ。考えすぎて、勉強が手に付かないよ」
 にははっと彼女は笑って答えた。
「仮にさ、もし友梨佳が海外を飛び回ったとしても、俺はそれでもかまわない。どこに居たっていい。忙しくたっていいから」
「まあ、1年に1回くらいはこうやって、花火をするくらいはできるかもしれないしね・・・」
「そうだよ。別に今だってそこまで頻繁に会ってるわけじゃないんだから」
「でも、そんな関係でも続けていける自信、拓也にはあるの?」
 友梨佳の目はとても鋭く俺を見つめる。俺は心臓が握られたような感覚になった。
「でも、今結論出さなくても!」
 俺は思わず大きな声を出してしまう。
「私ってさ、飽きっぽいからさ。やっぱりあんまり色んなことに集中できないみたい。ここらで勉強に集中しないと無理かなって」
「そんな。別れたら余計気になって、結局勉強に集中できないかもしれないだろ」
「それは、多分大丈夫かな。明日くらいは集中できないかもしれないけど。明後日には大丈夫」
 すごくキラキラした顔で友梨佳は言う。
「何でそんなに自信満々なんだよ」
「だって、相手が拓也だもん。拓也なら私なんかより、すごくしっかりしているから別れても大丈夫。それだけ私は拓也を信じているんだもん。拓也が大丈夫だから、私は大丈夫」
「滅茶苦茶な理論」
「そう? それだけ拓也がすごいってことだよ」
 自分の中で次の言葉が出てこない。何か言わないと、本当にこのまま終わってしまう。必死に自分の中から、言うことを捻り出す。 
「別れるのに何で花火やろうなんて言ったんだよ」
「ん〜最後の思い出的な?」
「本当に勝手だな」
「うん、勝手でごめんね」
 本当に友梨佳は、いつも突然だった。誰かに相談とかは殆どしないで、いきなり熱帯魚を買ってきて親に怒られたり、バイトの広告が目に入ったからと言ってその日の内に面接に行ったり。俺なんかより、すごく行動力があって。
 俺は、よくしっかりしているとか言われるけど、何かする時はいつも不安で。だから俺とは全然違うタイプの友梨佳にすごく惹かれていた。
でも、いや、そんな友梨佳だからこそ、別れを切り出すのも突然で。

 その後はしばらくの間、夜の公園に線香花火の弾ける音が響き続けるだけだった。
 俺の頭の中はぐちゃぐちゃで、ただただ線香花火に火をつけ、見つめることばかりを繰り返す。
 先に口を開いたのは友梨佳だった。
「じゃあさ、勝負しようよ」
「勝負?」
 呆然とした中での突然の言葉に反応はしたが、頭の理解が追いついていない。
「そ。ちょうど線香花火があと2本残ってる。最後まで花火が続いていた方の勝ち。もし私が勝ったら、この花火が終わったら別れよう。拓也が勝ったら、将来どうなるかはわからないけど、このまま付き合い続けるってことで」
 いつもの調子で友梨佳は言ってくる。
「こんな重大なことを、そんな勝負で決めようとするなよ」
 あまりにいつもと変わらない調子に、何だか気が抜けてしまう。
「私は本気だけど、もしかして自信ないの? 大体お互い本当に必要なら、一瞬離れたって未来で絶対二人一緒にいるはずだし。それすらも自信ないの?」
 少し笑みを浮かべながら、とても挑発的な態度だった。自分から別れを切り出しておいて、本当に滅茶苦茶な事を言ってくる。でもそれが友梨佳であり、俺が好きになった人だった。
「わかったよ」
 俺は覚悟を決めて、線香花火を掴む。
「じゃあ、せ〜のでいくよ」
「おう」
「「せ〜の」」
 二人同時に線香花火の先端に火がつく。
 二人とも火玉がジュクジュクと音をたてながら、光が弾けていく。
「拓也」
 優しい声で友梨佳が俺の名前を呼ぶ。
「大好きだよ」
 火玉は弾けながら、地面へゆっくりと落下していった。







「パパ〜! 最後に線香花火でどっちが続くか勝負しようよ〜」
「いいよ。じゃあ、同時に火をつけるよ」
「絶対負けないよ。だって、ママが言ってたもん。パパは線香花火苦手だって」
「いやいや、線香花火って言うのは集中力が大切なんだ。集中力ならパパはすごいから。じゃあ、せ〜ので、火をつけるよ」
「うん」
「「せ〜の」」
 俺と娘は同時に火をつける。
「パパ」
「なに?」
「大好きだよ!」
 俺の線香花火の火玉は火花を散らしながら、地面へと落ちていった。
「やっぱりママの言ったとおりだった!」
「いや!? ちょっと今のはズルくない!?」
「早くこのこと、ママに言いたいなあ! 今すぐ明日になって、ママ帰ってこないかな!」
紅いまんま 

2023年07月31日(月)17時07分 公開
■この作品の著作権は紅いまんまさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ
最近スランプで1年以上書いていなかった気がするのですが、久しぶりに投稿させていただきました。本当は掌編の間に投稿するはずが、思ったより長くなってしまい、短編の間に上げさせていただきます。
これは町内の文芸誌に寄稿する用に書いており、締切日に慌てて書いたものです。締め切りって大切だなと改めて実感しました。


この作品の感想をお寄せください。

2023年09月14日(木)07時43分 紅いまんま  作者レス
朱鷺 充さん、感想ありがとうございます。
こうしてご感想を頂けることが、とても嬉しく思います。
ありがとうございました。

pass
2023年09月13日(水)22時19分 朱鷺 充(とき みつる)  +20点
 拝読いたしました。朱鷺 充(とき みつる)と申します。さわやかな青春の一ページを見事に切り取った佳作と感じました。
 ヒロインは、世界に羽ばたくほどの行動力はあるが綿密な準備は苦手で飽きっぽい。主人公は、確実で慎重だが思い切りはよくない。二人がうまく協力すれば無敵のチームになれる。二人一緒なら、何でもできる!
 青春の夢ですね。
 作品の最後について、です。
 友梨佳の言葉で一瞬だけ集中力の途切れた俺の線香花火の火玉は、あわてて注意を集中したときには時すでに遅く、弾けながら地面へゆっくりと落下していったのだった。
 これ以外の解釈があるとは思いませんでした。
 手に残った紙は主人公。一瞬のうちに離れ、決して戻ることのない火玉はヒロイン。線香花火で暗喩される二人の関係が秀逸でした。
「お互い本当に必要なら、離れたって未来で二人一緒にいるはず」
 ヒロインの言葉が現実となったことが示されるエピローグは素晴らしいと思います。主人公が堅実に家庭を守っている。ヒロインは世界で活躍しているから、明日にならないと帰ってこない。しかし、家族はみな幸せに暮らしている。
 この二人なら、この結末は最高だな、と思いました。
 良い作品を拝読させていただきました。ありがとうございます。今後のご活躍を祈念いたします。
23

pass
2023年08月23日(水)21時21分 紅いまんま  作者レス
 臍さん、お読みいただきありがとうございます。
文章表現について、お褒めいただきありがとうございます。私の文章は「わかりやすい」とはよく言われるのですが、果たして小説としての表現力はあるのだろうかと、いつも自分自身の力量の無さを感じていたところです。
これからも色々勉強して頑張っていきたいと思います。
ありがとうございました。

pass
2023年08月22日(火)00時05分 臍  +40点
読ませていただきました。
正反対の2人って実際にカップルになることが多いなと普段から思っていたことなのですが、この作品はそのカップルの解像度を上げて見ているようなリアルさがありました。
花火で勝負する展開もよかったです。
どちらが勝ったのか、はっきりとはわからないところも読者に想像させることができると思うのでいい書き方だなと思います。
文章の方はライトで読みやすかったです。読みやすさもあり、時折凝った表現があるのがいいです。
「線香花火の火玉がどんどん育っていく。」
特にこの表現好きだなと思いました。
25

pass
2023年08月13日(日)14時51分 紅いまんま  作者レス
鴨長明さん。お読みいただきありがとうざいます。
心に届くお話だったようで、とても嬉しく思います。

そしてやっぱりエピローグは蛇足のようですね。色々な意見が聞けて、勉強になります。ありがとうございました。

pass
2023年08月13日(日)13時17分 鴨長明  +20点
自分はすごく好きな作品でした。

彼女の性格が読み手に理解しやすかったので、物語をスムーズに読み進めることができました。

また、主人公と自分を照らし合わせてしまい、なにか切ない気分になりました。

個人的には、せっかくどちらの火玉が落ちたかわからないような書き方になっているので、その後はハッピーエンド好きとバッドエンド好きどちらもが先を自分なりに解釈して楽しめるように、やはり「ゆっくりと地面に落下していった」で終わったほうがきれいだったんじゃないかな、と思いました。
27

pass
2023年08月09日(水)12時51分 キホ  0点
それなら良かったです。ありがとうございます。
これからも創作活動頑張ってください!
23

pass
2023年08月09日(水)12時07分 紅いまんま  作者レス
水無瀬ことさん。お読みいただきありがとうございます。
本はそんなに読んでいないので、物書きの方と比べるとインプットは細い方だと思います。ただ、PCでずっとKeyというブランドのゲームを追いかけ続けているので、その影響は大きいかなと思います。
終わり方のご指摘、ありがとうございます。前にキホさんからのお話にもありましたが、物語の締め方として色々な可能性をもっと検討する余地があるなと改めて感じています。大好きだよで終わるのはめちゃくちゃいいなと思いました!
少しでも心に残るようなお話になっていたのなら、幸いです。



pass
2023年08月09日(水)10時20分 水無瀬こと  +20点
こんにちは。読ませていただきました。

私は個人的に好きな作品です。青春してるなということが文からしみじみと伝わってきました。良い作品ですね。

良いところとしては、シンプルに青春小説ぽいところ。沢山本を読み研究されたんだなと伝わってきますし、何より後の温かいストーリーが心に染みます。

直したほうがいい点として、『「「せ〜の」」』と言うところで終わっても良かったと思いますし、そのちょっと先にある『大好きだよ』で終わっても良かったのではないかなと思います。

終わり方を工夫すればもっと素晴らしい作品になるのではないかなと思います。

私は作品作るまでに至らないのでお気に入りの作品です。
次作を期待しています。
短文になってしまい申し訳ありません。
お疲れ様でした。
22

pass
2023年08月08日(火)20時46分 紅いまんま  作者レス
キホさんへ
逆に気を使わせてしまい、申し訳ありませんと本心はすごく言いたいんですが、それをやってしまうと本当にきりがなくなってしまうので、ここで切り上げさせて下さい。
キホさんは嫌な言い方なんて全くしてません。大丈夫です!色々な意見を聞きたくて、投稿しているので、頂いた感想、ご指摘はとても嬉しいです!

今回改めて思った事は、私はよく自分を卑下するような言葉を使ってしまうのですが、それで相手を不快な気持ちにさせていては本末転倒だなという事です。
今度このことを伝えられるような小説を書こうと思いました。

pass
2023年08月08日(火)19時22分 キホ  0点
なんか、謝らせてしまってすみません。
私、嫌な言い方してしまったでしょうか?
面白かったから一言伝えたかっただけで、鍛錬場だから改善点も一つは上げた方が良いのかなと思っただけなんで、気にしないで下さいね?
そもそも、私はプロではないので何が正解だなんて分かりません。私はそう思った、というだけのことですので、指摘されたからといって無理に合わせる必要はないと思います。朱いまんまさんのお話なのですから。あくまで一意見として受け止めてください。

朱いまんまさんの小説は、物語をそもそも完成させられない私にとっては格が違うって感じの出来でした。
出だしでは確かにワガママなヒロインだなと思ったんですが、第一印象が悪かったからこそ、彼女の持つ信念や揺るぎない強さみたいなものが伝わってきて、インパクトがありました。主人公も振り回されるのを楽しんでるのかもな、こういう関係なんだな、と思いました。
ふたりの関係性が好きだなと思いました。

長々と話すとうっとうしいかと思って簡潔にお伝えしましたが、むしろ逆に言葉が足りなかったかなと思ったので、書き足しました。
うっとうしかったらすみません。
お邪魔致しましたm(_ _)m
22

pass
2023年08月07日(月)21時35分 紅いまんま  作者レス
キホさん。読んでいただきありがとうございます。
ヒロインの魅力が伝わっていたようで、良かったです。正直、このお話を書いているときに1番不安だった事がヒロインの魅力についてです。短いエピソードの中で、わがままヒロインがいきなり別れを切り出してくるというのは、主人公はなんでこの娘を好きになったんだろう?という違和感を読み手に持たせてしまうことになってしまいかねないなと思ってました。
最後は蛇足というご指摘はごもっともなんですが、読後感を切なさではなく、温かい感じにしたいという私のエゴが前面に出ております。すみませんでした。

えんがわさん。1年に1回投稿しているかいないかくらいの私のことを覚えていただいていて、本当に光栄です。
『ファンタジックな中に妙なリアルさのある、そういう人間像の作り方』というお言葉、とても嬉しいです。そのあたりが私の大好物であり、自分自身が大好きなものを表現できているんだと感じることができました。
ありがとうございました。

pass
2023年08月06日(日)02時49分 えんがわ  +30点
個人的に、好きな作品ですよ。

夏の情緒や恋人のムードが丁寧に描かれているのもあるけど。

なによりも二人の関係みたいなものが伝わってきて。

冒頭の別々の大学とか暫く会ってないとか、二人は上手くいってないのかなと予感を漂わせて。

わざわざ浴衣を着た彼女の登場にそれが大丈夫だとほっとさせてから、別れ話を切り出させる意外性。

そういうのも改めて思うと、これが最後だからおめかしも込めて浴衣を着たのかなとか読者のこちら側が想像してしまい。
そういう二人の距離みたいなもの。


キホさんのおっしゃるように、最後のエピローグをカットして、花火とともに終わらせる方が作品としては面白いとは思うのですが。

紅いまんまさんの伝えたかったことというか、その後の二人のドラマを少し知ることができて、それはそれでありだと個人的には思います。


しかしこういう青春、家庭はなんか良いなと思います。

こういう何かファンタジックな中に妙なリアルさのある、そういう人間像の作り方が、自分が紅いまんまさんを好きな部分です。
21

pass
2023年08月05日(土)00時21分 キホ  +20点
ヒロインの魅力がしっかり伝わってきて、私もヒロインのことが好きになりました。
しかし、最後のは蛇足でした。「大好きだよ」ポトッってところでズバッと話を終わらせた方が、読者の想像力を掻き立てて印象に残りやすかったんじゃないでしょうか。
29

pass
合計 6人 130点


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