みずのゑさんの短歌一覧・全8句
ランク: 初段 合計得点:2
短歌 | 点数 |
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幾千の朝と夜とを迎えても未だ消せぬは君の面影 | |
冬の陽に照らされ光る霜柱並んで踏むは夢のまた夢 | |
スコッチの氷を溶かす掌の熱は繋いだ手と手の記憶 | |
気紛れに生けし生花の潤いに顧みて知る己が侘しさ | |
マスク越し曇りガラスのその先に見える眼の細さ愛しき | |
粉雪のやうな砂糖の白化粧貴女が好きな店の洋菓子 | |
もう二度と淹れること無き珈琲のフィルタを捨てし日曜の午後 | |
こんなにも月の綺麗な夜なのに言いたい人は星の尚先 |
佳作/恋の短歌
短歌 | 点数 |
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