死神ちゃんは不二見さんを殺したい
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ここはとある病院

その病院のある個室に不二見 叶恵という少女が入院していた


彼女は不治の病におかされ、余命いくばもない...筈だった


ガチャ


???「失礼しますね〜」


突然の来場者に驚く不二見

全身真っ黒でフードを着て、顔がよく見えないが

知り合いでもなければ、看護師さんや医者ではない事は分かる


不二見「....どちら様ですか?」


???「あ、私の事は気にしないでください〜。どうせすぐ忘れるので」


不二見「...はぁ?」


???「あと2分。残り2分で貴女の寿命が終わりを迎えます。ご心配なく、苦しまずに逝くことが出来ますので」


???「何か最期に言いたい事はありますか?」


不二見「なに...言ってるんですか?」


???「残り1分。なければ無いでいいですけどね」


不二見「だから一体何を言ってるんですか!それに貴女誰ですか!?」


???「残り20秒。最期の質問に答えましょう。私は死神で貴方をお迎えに来ました.....0秒。不二見さんおやすみなさい」


不二見「.....」


死神「......」


10秒くらいの沈黙が続いた

たったの10秒ではあるが

不二見と死神にとってはその沈黙はとてつもなく居心地が悪く、沈黙に耐えかねた不二見が先に口を開いた


不二見「....ここ病院ですし頭診てもらった方がいいのでは?」


死神「なあああ!!!なんで生きてるんですか!??えっ!!えっ!???貴女、不二見 叶恵さんですよね!?」


不二見「そうですけど...」


死神「だったら貴女は今日、午後3時13分に亡くなる予定なんですよ!!なんで死なないんですか!?」


不二見「なんで死なないかって....あー、私不死身なんですよ」


死神「いや不二見なのは知ってます!」


不二見「そっちの不二見じゃなくて、死なない方の不死身です」


死神「...はぇ?」


不二見「私、不老不死なので」


死神「はいいいいいい!???」


不二見「私の父が考古学者で、ある遺跡を調査した時死の秘宝という不老不死になれる水を見つけてきて」


不二見「病におかされていた私に、2日前その水を飲ましてくれて今や私は不死身に」


死神「いやいやいや!不死身の水ってなんですか!?というかそんなもの持ち帰って飲ませていいんですか??」


不二見「そんなの知りませんよ...」


死神「だああ!!!死んでもらわないと困るのにいいい!!死にましょう!とりあえず死にましょう!!1回死んでください!死ね!!!」


不二見「人に死ね死ねって!貴方悪魔ですか!?」


死神「死神です!死神なんで死ねって連呼してもいいんですよ〜これ死神界の常識デ〜ス〜」


不二見「知るか!そんな事!」


死神「あぁもう...!こんな事バレたら私の監督責任なるじゃないですか...!」


死神「ええい!不二見さんには何がなんでも死んでもらわないといけません!」


そういうと

死神はボディバッグから何かをとり出そうとした


死神「ぬうう!!出てこおおおいいい!!」


死神は顔真っ赤にしながら取り出したのは

2mもあるだろう大きな鎌であった


不二見「な!!そんな大きさバッグに入りきらないでしょ!」


死神「ふふん...!このバッグはなんでも収納可能の死神バッグなんですよ!!人間界の常識は通用しません!!」


死神「さぁ!!覚悟してくださいね!!不死身か何か知りませんが首をちょん切れば死ぬはず!!苦しまないよう殺してあげますから安心してください!」


不二見「死ぬことに安心できるかあああ!!」


死神「覚悟ぉぉお!」


そういうと死神は鎌を私の首めがけ大きく振り下ろした


これ死んじゃう!!と思った瞬間


ガシィン


死神「え?」


何故か鎌が私の首元で止まっていた


不二見(一体何が...?)


死神「ぐぬぬ!!動かない!!どういう事ですか...!?これはああ!!」


死神「まさか不死身というのは即死になりうる攻撃も受けないと言うことですか!!??」


死神「動けぇぇぇぇ!!!!!」


死神は顔を真っ赤にしながら必死に鎌を動かそうとしているが、刃は私の首に当たることなく静止している


まるで私の首と鎌の間に何かが存在して邪魔をしているようだった


死神「ゼェハァゼェハァ....はっはは!」


死神「運が良かったですね...!私が寸止めしなければ貴女は死んでましたよ!私の気まぐれに感謝してください!」


そういうと死神は鎌をしまった


不二見「いや貴女私を殺そうと本気だったでしょうが!!」


死神「ぬっ..!ち、違いますよ〜!ちょっと遊んだだけです〜本気じゃありません〜」


不二見「...まぁそれはともかく!」


死神「ふぇ.?」


不二見「人を殺そうとするんじゃなああああいいい!!!」


死神「ぐぎゃあああ!!!」


私は死神に綺麗なアッパーを繰り出し

死神は吹っ飛んで床に転がった


死神「ぐへぇ!し、死神に手を出すなんて貴女死ぬことになりますよ!ヘヘッ!..グハァ!」


不二見「殺そうとして失敗したんでしょうか」


死神「くぅ..!つ、次会うときはおぼえてろ...おええええええ!!」


不二見「吐いて帰るなああ!!」


死神は血とゲロを吐きながら私の病室から出ていった

吐くならどっちかにしろよ....


この後始末どうしたものかな....


━━━━━━━━━━━━━━━


天界


死神「くううう!!許せない!不二見叶恵!!次は!次は絶対殺してやるううう!!」



そんなこんなで

私と死神の戦いが始まった
ヒカリ 

2021年07月14日(水)23時59分 公開
■この作品の著作権はヒカリさんにあります。無断転載は禁止です。

■作者からのメッセージ


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2021年07月15日(木)10時21分 神原 
こんにちは、拝読しました。

まず、一人称と三人称が混ざってます。また、文章作法を学び、もっともっと肉付けして地の文を書ける様になるとこの掌編はもっと映えると思います。

きちんとラノベをされている掌編だな、と思います。しかし、まだまだ足りない物が多すぎて、評価できる段階には至っていないと思われます。

内容だけに10点を入れたい処ですが、他が足を引っ張っているので、どうしよう。私は評価外を入れておきますね。
6

pass
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